まっすぐな瞳の先・・・<子ども書道体験教室>

真直ぐ見つめる瞳の先、描き出される筆の向こう側、
未来はどんな世界だろう・・・。

「 環境ポスター表彰式 」
~令和元年7月22日(月) 世田谷区主催 於 区議会大会議室~
( 受賞者30名と保護者の皆様対象 )

世田谷区のお招きで、間伐紙に書く書道パフォーマンス(席上揮毫)と
竹紙に書く環境書道体験ワークショップをさせていただきました。

※世田谷区のホームページで掲載されました。
下記のURLからご覧いただけます。
https://www.city.setagaya.lg.jp/mokuji/sumai/011/001/002/d00180681.html

真直ぐな瞳が穂先に集まる。間伐材紙による書道パフォーマンス(写真・世田谷区提供)

受賞作品(小学5,6年生対象)である環境ポスターは、ゴミ問題による環境汚染や温暖化の影響による動植物の危機的状況等など多岐にわたる力作揃い。
この表彰式に寄せ受賞者の皆さんへのお贈る言葉として
『  いのち って何だろう 』と書かせていただきました。

書道パフォーマンス・作品「いのちって何だろう」(写真・世田谷区提供)

環境という難しい言葉を様々な観点から描いたポスターは、一見個々の事例による危機感を表現しているようですが、そこには共通する「いのち」という言葉が隠れている事に気付いてほしいと願ったからです。
平仮名の「いのち」にどんな意味があるのか、皆さんが描いたポスターとこの言葉がどう関わっているのか考えてほしいと願いました。

環境書道体験・竹紙に清書(写真・世田谷区提供)
真剣な眼差し。「海」「緑」「陽」などを清書(写真・世田谷区提供)

環境書道体験ワークショップでは短時間に沢山練習し、其々が竹紙に「緑」「海」「陽」の作品を完成、いずれの作品にも楷書のスキッとした線が冴えました。
これらの文字が集まったところに「循環」しているもの、
“ 間伐材紙 ”や “ 竹紙 ” を活用することで「循環」の営みに加わった事の意義についても、環境を考える時に思いを巡らせてほしいことのひとつです。

真直ぐな瞳が見据える未来に美しい「緑」「海」「陽」が映るよう、これからも環境を守る為の行動が必要だ、と発信し続けてほしいと思います。